7月~11月にかけて注意したいのがセレウス菌。土壌細菌と言われ、米・麦を中心に農作物に広く汚染し、農作物のセレウス菌の完全除去は不可能とも言われている。セレウス菌が増殖する時に生産されるセレウリドと言う毒素が食中毒の原因となるため、セレウス菌増殖を防ぐ事が重要。芽胞生成するため、100℃30分でも死滅しない。

 過去15年間において、原因不明だったのは、たったの2件。件数は低いとはいえ、一度出してしまえば集団性が高いため、軽い処分では済まされない。